iPhone NAND(メモリ)不良からデータを救う方法|エラー4013/4014/9の解決策
NAND不良とは:iPhoneデータの最後の砦
NAND(ナンド) は、iPhoneのデータが保存される メモリチップ(フラッシュメモリ) のことです。写真・動画・LINE履歴・アプリデータなど、iCloudにバックアップされていないデータも全てここに記録されています。
このNANDが故障すると、iPhone内のデータが読み出せなくなります。多くの場合、iPhoneは起動しなくなり、Apple Storeでは「修理不可・本体交換しかない」と言われます。
しかし基板修理専門店なら、NANDを別基板に移植してデータを救出できる可能性があります。
NAND故障の典型症状
症状1:iTunes/Finder復元時のエラー
| エラーコード | 意味 |
|---|---|
| エラー4013/4014 | NAND読み書きエラー |
| エラー9 | デバイスとの通信切断(NAND・CPU周辺の故障) |
| エラー29 | バッテリー認証エラー(NANDではなく充電制御) |
| エラー53 | TouchID基板認証エラー |
特に 4013/4014/9 はNAND不良の典型的なサインです。
症状2:突然リンゴループに陥り、復元も不可
電源を入れるとリンゴマークが表示されたまま進まない。リカバリーモード→復元を試すとエラーで止まる。iPhone 6/6s世代で多発した「NAND病」 が代表例ですが、現行機種でも発生します。
症状3:ストレージ容量表示がおかしい
「64GBモデルなのに128GBと表示される」「使用容量が異常に多い」など、ストレージ管理が壊れる症状もNAND関連の不具合です。
症状4:データの一部が読み出せない
写真フォルダの一部が黒いサムネイルになる、動画再生中にクラッシュする、特定のアプリが起動しない、など部分的なデータ破損もNAND不良のサインです。
NAND不良の原因
原因1:書き換え回数の上限到達
NANDフラッシュメモリには「書き換え可能回数」の物理的な上限があります(数千〜数万回)。長年使用したiPhoneは自然に上限に近づき、不良セクタが増加します。
原因2:iOSアップデート途中の中断
更新中にバッテリー切れや強制再起動を行うと、NANDの書き込み中に電源が落ちて領域破損が発生することがあります。
原因3:水没・物理衝撃
水没でNANDの足元(半田ボール)が腐食、または落下衝撃でNANDがズレる/接触不良を起こすケース。
原因4:高熱環境での使用
夏の車内放置や直射日光下での使用は、NAND内部の電子状態を不安定化させます。
なぜApple正規修理ではデータが救えないのか
Apple正規修理は 「本体交換」が原則です。預けたiPhoneは廃棄され、別のリファービッシュ機が手元に戻ります。
つまり NANDが故障した本体は廃棄処分 され、その中のデータは永久に失われます。Appleにはデータ救出の仕組み自体がありません。
これが多くのユーザーが 「Appleに出した瞬間にデータを失った」 と後悔する理由です。
基板修理ラボのNAND救出工程
ステップ1:NAND位置の特定
iPhoneを分解してロジックボードを取り出し、機種ごとのNANDチップ位置を特定。iPhone 8以降は 裏面層構造 に収まっており、層構造を慎重に剥がす必要があります。
ステップ2:BGAリワークによるNAND取り外し
専用のBGAリワークステーションで250〜350℃に基板を加熱し、NAND下の半田ボール(200個以上)を融解。NANDをミリ単位の精度で取り外します。
ステップ3:NANDの動作テスト
専用のNAND読み取り装置で、チップ自体が読み出し可能か確認。
- 読み出し可能 → ステップ4へ進行
- チップ自体が物理破損 → 残念ながら復旧不可
ステップ4:別基板への移植 or 元基板の修復
ケースA:元基板のNAND以外が正常
取り外したNANDの半田ボールを再ボール(リボール)し、同じ基板に再装着。
ケースB:元基板のCPU等にも損傷がある
別の同型基板(ドナー基板)にNANDを移植し、データを読み出し。
ステップ5:データバックアップ
iTunes/Finder で復元できる状態まで戻ったら、お客様にてiCloud/外付けストレージへバックアップ可能になります。
ステップ6:返却
修理した本体、または「データ救出のみ」プランの場合は外付けSSDにデータを移してお返しします。
NAND修理の費用と納期
| プラン | 内容 | 費用目安 | 納期 |
|---|---|---|---|
| 基板修理+NAND修復 | 元基板を直して継続使用 | 35,000円〜 | 中7〜10日 |
| NAND移植・データ救出のみ | データだけ取り出して廃棄 | 45,000円〜 | 中10〜14日 |
| エラー4013/4014対応 | 軽度なら基板修復で復旧 | 25,000円〜 | 中5〜7日 |
※郵送料は当社負担(往復無料)/診断・見積もり無料/復旧不可の場合は完全無料返送
NAND救出事例
事例1:iPhone 11 リンゴループ→エラー4013
iOS17アップデート途中で電源が落ち、リンゴループに。リカバリーモード復元でエラー4013が連発。Apple Storeで本体交換78,800円と提示されたが、子どもの動画3年分のデータが入っているため断念。
→ 当ラボでNAND周辺の不安定接触を検出。リフロー処理+部分修復で データ全件保持で起動成功。費用38,000円。
事例2:iPhone 13 Pro 落下後リンゴループ
落下後、リンゴループに。Genius Barで「NAND破損の可能性。本体交換のみ対応」と回答。
→ NAND自体は無事と判断。CPU周辺の半田クラックを修復し、完全復旧。費用32,000円。
事例3:iPhone 7 突然死(NAND病)
突然リンゴループに陥り、いかなる復元も不可。古い機種でApple修理対象外。
→ NANDを別基板に移植し、データ救出のみプランで45,000円 で対応。新iPhoneへのデータ移行まで支援。
今すぐご相談ください
NAND不良は、初動が早いほど復旧率が上がります。「電源が入らない=もうダメ」と諦める前に、まずは無料診断にお出しください。
修理不可と診断した場合は 完全無料返送 ですので、リスクなくお試しいただけます。
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