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ショート・基板焼損

基板修理で復旧できる可能性と修理方法

基板上のショート・焼損は、他店で「修理不可」と診断されることが多い高難度案件です。当店ではチップ単位の交換・パターン再生まで対応します。

症状の正確な定義

基板上で本来接続されるべきでない2点が電気的に短絡している状態。または、過電流によってICや基板が焼損している状態です。

混同されやすい症状

「ただの電源入らない」との区別が重要です。通電時に急激に発熱する、充電中にバチッと音がする、焦げた臭いがする —— これらはショート・焼損の典型症状です。

原因の切り分け(診断フロー)

ショート発生の典型パターン:
1. 水没による腐食でパターン間が導通
2. 内部の金属片(ネジ落下・ワッシャー混入)
3. バッテリー膨張でコネクタやパターンが圧迫・破損
4. 非認証の充電器で過電圧・逆電圧が印加
5. 落下衝撃で IC 内部のボンディングワイヤが切断・ショート

基板由来の原因

電源ラインショート(VCC→GND)

最も危険。通電で即焼損します。熱画像での確認が必須。

信号ラインショート

データライン同士の短絡。通信エラーや起動不良の原因に。

IC ピン間ショート

BGA の半田ボール間がブリッジ。顕微鏡下で除去します。

やってはいけないこと

ショートしたまま充電・起動を試す

通電の度にダメージが拡大し、最悪全損します。

自分で IC を外そうとする

不適切な温度・時間で加熱すると、周辺の IC やパッドも破壊されます。

やるべきこと

発熱や焦げ臭を検知したら即通電を停止

それ以上の被害拡大を防ぎます。

基板修理専門店に送る

ショート箇所の特定には熱画像・電流測定など専用機材が必要です。

基板修理での具体的処置

  1. 抵抗測定:各電源ラインの対GND抵抗を測定、数Ω以下ならショート有り。
  2. 熱画像カメラ:外部電源で微小電流を流しながら、発熱箇所を特定。
  3. ショート原因の IC を除去:Quick 861DW で加熱、ICを外します。
  4. 周辺パッドの再生:剥離したパッドはマイクロドリル+銅テープ+ジャンパーで再生。
  5. 新品 IC の実装:BGA リボールで新品を取り付け。
  6. UV 樹脂で絶縁:焼損跡を絶縁コーティング。

修理に使用する機材

熱画像カメラ

ショート箇所の発熱を可視化

マイクロドリル

焼損パッドの除去・再生

UV硬化樹脂

修復箇所の絶縁・保護

この症状の修理事例

事例は順次追加中です。

料金について

料金は近日公開予定。お見積もりは無料でご案内します。

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※ 最終的な料金は端末の状態診断後にお見積もりを提示します。

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データ復旧の可否

ショート・焼損でも NAND が無事なら、データ復旧できる可能性があります。焼損範囲が NAND 周辺に及んでいる場合は、NAND を剥がしての読み出しを試みます。

よくある質問

Q. 他店で「ショートで修理不可」と言われました
A. 当店ではチップ単位の交換・パターン再生まで対応しますので、諦めずにご相談ください。
Q. 焼け焦げた基板でもデータは取り出せますか?
A. NAND メモリの焼損範囲次第です。到着後に診断し、可否をお伝えします。

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